ラーメン まむし ~ 『笑ってコラえて』 日本列島 食べログの旅 ~
- 2011/01/19 20:35
- Category: その他福岡県
テレビで放送された内容のレビューです!
今回は、超特別な大企画☆
日本テレビ『笑ってコラえて』の新コーナー、「日本列島食べログの旅」に出演させて頂くことができました。
この企画は、
所さんが全国の鉄道路線をくじで引き、その路線の「食べログ」で評価がトップの店へ行き、その店の良さを確かめる旅。
次回の記事は、明日21日の朝にアップします!
今回は、超特別な大企画☆
日本テレビ『笑ってコラえて』の新コーナー、「日本列島食べログの旅」に出演させて頂くことができました。
この企画は、
所さんが全国の鉄道路線をくじで引き、その路線の「食べログ」で評価がトップの店へ行き、その店の良さを確かめる旅。
今回くじで引かれたのは「平成筑豊鉄道・糸田線」。
糸田線グルメで、食べログトップのお店が今回の企画のメイン!

福岡県は田川市。
「ラーメン まむし」→MAP

このブログでも一度記事にしてます。
大好きなラーメンで、テレビ出演に協力できたのは本当に嬉しい限りです。
まる二日に及ぶロケ。

テレビ放送の内容を再現させていただきますね☆
長丁場ですが、お付き合いくださいませ。
糸田線グルメで、食べログトップのお店が今回の企画のメイン!

福岡県は田川市。
「ラーメン まむし」→MAP

このブログでも一度記事にしてます。
大好きなラーメンで、テレビ出演に協力できたのは本当に嬉しい限りです。
まる二日に及ぶロケ。

テレビ放送の内容を再現させていただきますね☆
長丁場ですが、お付き合いくださいませ。
次回の記事は、明日21日の朝にアップします!
【ロケ一日目】
正午あたり~18:00
【ロケ二日目】
6:00~23:00の約17時間。
いやぁ、今回案内人として参加させてもらった「ラーメンまむし」のロケですが、
ほぼ二日間、丸一日全仕込みに立ち合うことができました。
骨からスープが出来上がるまでの、時間と手間。
豚肉からチャーシューに、生卵から煮玉子に。
食べる側としては、たかが500円ちょっとのラーメン一杯かもしれませんが、
その一杯に大将の並々ならぬ努力と熱い想いが込められてます。
二日間通して、お店に張り付いてたんで、もうどんだけいろいろ食べただろうか。
テレビ番組は編集可能で色々誤魔化せると思ってましたが、いやいやいやいや・・・。
日テレさん、ガチで事実のみです!!
一から十まで全部撮りたければ朝何時からでも夜何時まででも出ていきます。
グルメ番組は、実際は最初の数口を食べてるだけかと思いきや、いやいやいやいや・・・。
笑ってコラえてさん、いくつ頼んでもガチに完食までします!!

でも確かに目の前で、一つ一つのメニューへの大将の熱さを見てると、
完食せずにはいられない・・・
それの繰り返しで、自分の許容範囲を越えて食べてました(笑)
(↑の皿はほんの一部です)
大好きなラーメンを舞台に、こんな素晴らしい経験をさせていただいて本当に幸せなロケでした。
熱いラーメン道を教えてくださった「ラーメンまむし」大将、改めてありがとうございました。
そして「ラーメンまむし」をメインに、三日にも及んだ今回のロケ。
「食べログ」様を通してのご縁があったこと、
そして打ち合わせからロケ当日、ロケ後に及ぶまでお付き合いさせていただいた「笑ってコラえて」のスタッフ様。
改めてありがとうございました。
たくさんの方々が共に繋がり合って、一つのものが完成する。
このような感動の企画に、自分も参加できたのは貴重な体験でした。

一生の思い出がまた一つ増えました♪
テレビで顔出ししてますが見てくれた方だけ(笑) 今後もモザ入りで。
放送に入らなかった他の食べ物ネタは後日紹介していきまーす!
『ラーメン まむし』
住所 福岡県田川市川宮1173
電話 0947-42-5446
営業時間 11:00~14:00、18:00~21:00
(スープがなくなり次第終了)
休日 火曜
正午あたり~18:00
到着して、大将と久々にご対面。
この日は、かわいいお子さんも一緒に♪

一見強面な大将ですが、とても優しいお方です。

話し出すと止まらない、人情味もたっぷり!
普段は、取材は一切お断りされるお店ですが、
今回大将が大ファンだという所さんの番組ということで、取材オッケーにされたそうで。
さすが、所さんすごいです!
準備中の店内ですが、営業時間中この店内に空きがあることはありません。
カウンター10席、2人テーブル2台、小上がりが1つ。

メニュー。

平日限定のランチメニュー。

日・祝日限定メニュー。

「豚骨ラーメン」
30キロの豚骨(ゲンコツのみ)を使い、13時間煮込んでできる100%豚骨スープ。

開店してすぐは完成したてのフレッシュスープ、
そこから時間が経つにつれ濃厚に変わっていく変化スープ。

一発目はお昼の部ラストのコクの一杯。
秘伝の元ダレにニンニク、すりゴマ、ラード、そして注がれる豚骨スープ。
“豚骨ラーメン”(550円)

トッピングには三枚豚バラ肉に、きくらげ、ネギ。
こちらはビジュアル用に“ほんわか煮玉子”(100円)のトッピング。

やや茶濁したとろんとふくよかな顔立ちのスープ。
この時点で湯気と一緒に立ち昇る香りに獣臭のような荒々しさはなく、
何んとも上品で澄んだような香り。
スープ・・・

この日の、この時間のスープは最上級でした!!
一口目は、じわーっとやわらかい甘味が舌に乗り、
二口、三口目と進むにつれて、次第にえもいわれぬ旨味となって口内を占領していく。
細かく繊細な旨みの波が、何層にも重なって押し寄せてくる味の大津波!
他のラーメンにはない凄さは、「そのスープの綺麗さ、雑味のなさ、それがもたらす後味の爽快さ」。
クドさや纏わりつくような嫌みはなく、身も心も包み込まれるような味の引き際のよさ。
強く押してはサッと引く、そのメリハリがとにかく心地よい。
ついついスープにとり付かれたようにレンゲが止まらないんです。
このスープを主幹に、麺、チャーシュー、煮卵など枝が大きく左右に広げ、
全体としてバランスのとれた一杯のラーメンの樹形を成す。
スープ、チャーシュー、麺を始め、
師匠の元から受け継ぐまむし大将が師匠の味に惚れこみ自らの武器に。
圧巻の三枚バラ肉チャーシュー。
アバラ骨の周囲の、肉身と脂身が交互に3層になったバラ肉。

すぐには食べず、少しスープに浸しておくと、しっとりと熱が入り抜群のチャーシューに。
分厚く一枚の重みがずっしりと。 厚みのあるふくよかな肉質。
ホロホロとやわらかくとろけるような脂身は、肉の中トロのような・・・

脂身の甘さが口に溶けて、肉身を噛みしめると豚本来の旨味が時間差で楽しめる。
スープのやさしい甘みに合わせた、チャーシューのほのかな甘めの味付け。
決して突出せず、スープを主役に考えながらもチャーシューを楽しませる施しよう。
麺も、このラーメンにはこれしか使えない!と大将がきっぱり言い切る、
北九州から取り寄せの「田中製麺」。 もちろん師匠の魚藍亭と同じ麺です。

やや太めの中細ストレート麺。
表面がだれずツルっとしなやかに、噛めば程よい弾力と食感。
小麦感たっぷりで、しっかりした麺自体の味。
麺自体の主張がありながらもスープに溶け込む美味しさ。
麺の指定はお断りの、大将の茹で加減一本のこだわり。
大将が一番旨い一杯を提供する強い想いの証です。
そしてデフォのラーメンにはないですが、トッピングに煮玉子。

中はトロっと半熟ですが、白身から黄身までやわらかい弾力を保つ火の通し加減。
ほわわわぁっと言葉の要らない旨さです。
大将がラーメンの中で命と断言するスープ。
スープを一番に、麺やチャーシュー、他のトッピングは
あくまでスープより突出せずに旨くなりすぎないように作られてるそうです。
一つ一つにこだわりながらも、全体のバランスを崩さない渾身の一杯。
豚骨100%の基本のラーメンに対し、「豚骨スープと、地鶏スープを8対2」で割ったダブルスープ。
“あっさり地鶏豚骨ラーメン”(650円)

豚骨ラーメンと同じように出していただきましたが、パッと見は区別つかない顔立ちです。
しかし、スープを飲めばその違いは歴然!
一口目の甘味は甘味でも、よりふっくらとした甘味で、食べ口がスッキリとしてます。
旨みやコク自体もおとなし気味で、全体的に上品な味わい。
豚骨100%が男性的とすれば、二八は女性的とでもいいますか。
終始カメラを向けられてますが、途中その存在も忘れるほど無心に食べてました(笑)

助手として付き添いで来てくれた彼女も初めてのまむしのラーメンに大感動でした♪
この日は、18:00閉店だったので明日に備えて、ホテル泊。
この日は、かわいいお子さんも一緒に♪

一見強面な大将ですが、とても優しいお方です。

話し出すと止まらない、人情味もたっぷり!
普段は、取材は一切お断りされるお店ですが、
今回大将が大ファンだという所さんの番組ということで、取材オッケーにされたそうで。
さすが、所さんすごいです!
準備中の店内ですが、営業時間中この店内に空きがあることはありません。
カウンター10席、2人テーブル2台、小上がりが1つ。

メニュー。

平日限定のランチメニュー。

日・祝日限定メニュー。

「豚骨ラーメン」
30キロの豚骨(ゲンコツのみ)を使い、13時間煮込んでできる100%豚骨スープ。

開店してすぐは完成したてのフレッシュスープ、
そこから時間が経つにつれ濃厚に変わっていく変化スープ。

一発目はお昼の部ラストのコクの一杯。
秘伝の元ダレにニンニク、すりゴマ、ラード、そして注がれる豚骨スープ。
“豚骨ラーメン”(550円)

トッピングには三枚豚バラ肉に、きくらげ、ネギ。
こちらはビジュアル用に“ほんわか煮玉子”(100円)のトッピング。

やや茶濁したとろんとふくよかな顔立ちのスープ。
この時点で湯気と一緒に立ち昇る香りに獣臭のような荒々しさはなく、
何んとも上品で澄んだような香り。
スープ・・・

この日の、この時間のスープは最上級でした!!
一口目は、じわーっとやわらかい甘味が舌に乗り、
二口、三口目と進むにつれて、次第にえもいわれぬ旨味となって口内を占領していく。
細かく繊細な旨みの波が、何層にも重なって押し寄せてくる味の大津波!
他のラーメンにはない凄さは、「そのスープの綺麗さ、雑味のなさ、それがもたらす後味の爽快さ」。
クドさや纏わりつくような嫌みはなく、身も心も包み込まれるような味の引き際のよさ。
強く押してはサッと引く、そのメリハリがとにかく心地よい。
ついついスープにとり付かれたようにレンゲが止まらないんです。
このスープを主幹に、麺、チャーシュー、煮卵など枝が大きく左右に広げ、
全体としてバランスのとれた一杯のラーメンの樹形を成す。
スープ、チャーシュー、麺を始め、
師匠の元から受け継ぐまむし大将が師匠の味に惚れこみ自らの武器に。
圧巻の三枚バラ肉チャーシュー。
アバラ骨の周囲の、肉身と脂身が交互に3層になったバラ肉。

すぐには食べず、少しスープに浸しておくと、しっとりと熱が入り抜群のチャーシューに。
分厚く一枚の重みがずっしりと。 厚みのあるふくよかな肉質。
ホロホロとやわらかくとろけるような脂身は、肉の中トロのような・・・

脂身の甘さが口に溶けて、肉身を噛みしめると豚本来の旨味が時間差で楽しめる。
スープのやさしい甘みに合わせた、チャーシューのほのかな甘めの味付け。
決して突出せず、スープを主役に考えながらもチャーシューを楽しませる施しよう。
麺も、このラーメンにはこれしか使えない!と大将がきっぱり言い切る、
北九州から取り寄せの「田中製麺」。 もちろん師匠の魚藍亭と同じ麺です。

やや太めの中細ストレート麺。
表面がだれずツルっとしなやかに、噛めば程よい弾力と食感。
小麦感たっぷりで、しっかりした麺自体の味。
麺自体の主張がありながらもスープに溶け込む美味しさ。
麺の指定はお断りの、大将の茹で加減一本のこだわり。
大将が一番旨い一杯を提供する強い想いの証です。
そしてデフォのラーメンにはないですが、トッピングに煮玉子。

中はトロっと半熟ですが、白身から黄身までやわらかい弾力を保つ火の通し加減。
ほわわわぁっと言葉の要らない旨さです。
大将がラーメンの中で命と断言するスープ。
スープを一番に、麺やチャーシュー、他のトッピングは
あくまでスープより突出せずに旨くなりすぎないように作られてるそうです。
一つ一つにこだわりながらも、全体のバランスを崩さない渾身の一杯。
豚骨100%の基本のラーメンに対し、「豚骨スープと、地鶏スープを8対2」で割ったダブルスープ。
“あっさり地鶏豚骨ラーメン”(650円)

豚骨ラーメンと同じように出していただきましたが、パッと見は区別つかない顔立ちです。
しかし、スープを飲めばその違いは歴然!
一口目の甘味は甘味でも、よりふっくらとした甘味で、食べ口がスッキリとしてます。
旨みやコク自体もおとなし気味で、全体的に上品な味わい。
豚骨100%が男性的とすれば、二八は女性的とでもいいますか。
終始カメラを向けられてますが、途中その存在も忘れるほど無心に食べてました(笑)

助手として付き添いで来てくれた彼女も初めてのまむしのラーメンに大感動でした♪
この日は、18:00閉店だったので明日に備えて、ホテル泊。
【ロケ二日目】
6:00~23:00の約17時間。
翌日は、早朝から仕込みに立ち合い。
半熟卵を、特製のつゆで約二日間漬け込み。

そして二日たって出されるのが、この“ほんわか煮玉子”。
よくありがちな真っ黒なタイプではなく、ほんのり茶色がかって白身も残した味付け方。
黄身の色はしっかり濃く、黄身の濃さは見ての通り。

大将が、食べたときの直感で名付けたという「ほんわか」。
まさにその一言に尽きるテクスチャー。

ほわほわっと口の中で溶けるようなやわらかさと、
トゲのない醤油味はまろやかなたまごの味を生かす。
前日に時間が経っての濃厚スープを味わいましたが、変化するまむしのスープ。

ならば、ぜひ開店直後のフレッシュスープも味わいたい!
朝6時から仕込みロケに参加し、今回のロケの予定にはなかったんですが、
フレッシュラーメンの試食を個人的に強く希望しました!!
開店直前に、この日の一杯目を!

美しい白濁ぶり!!
フレッシュと言うだけあって、濁り気のない色合いです。

同じラーメンでも、時間によってこれほどまでに変わるものなんですね。
サラリとしたスープは、キレ抜群!!
午後のスープが「熟されたコク」なら、この午前スープは「シャープなキレ」。

食べ口もライトな仕上がりで、乾いた身体にスーっと染み込んでいくような洗練された旨さ。
グイグイ来る旨みは午後のスープが強いと思いますが、
味の鋭さは午前のスープが上。
相変わらずの麺やチャーシュー、トッピングもホント旨いっすね!
そして二日目のこの日は早朝から丸一日仕込みの撮影をしながら、メニュー攻め。
“まむしラーメン”(850円)

チャーシュー3枚、ワンタン3枚、とろ玉(煮玉子)1個が豪華に乗った、デラックスな一杯。
ワンタンの「つるっとろっ」と喉を通る滑らかさ。

貫禄のチャーシューが3枚に玉子まで入って、食べ応えも超スタミナ級。
“大人の黒ラーメン”(650円)

表面の黒さが物語る、黒マー油入りのラーメン。
まろやかな甘さのラーメンに、一気にマー油の香ばしさが加わったインパクト。

焦がした苦味とコク。
油分も増すので、よりコッテリとした飲み口。
個人的には普通のラーメンが好きですが、マー油好みにはたまらない一杯でしょう。
そして「まむし」で、ラーメンとセットのみで食べれるカレー。
“カレーセット”(850円)に付くミニカレー。

“スーパーカレーセット”(1,050円)に付く、カレー並盛り。

このカレーが好きで来る人も多いという、ラーメンに劣らぬこだわりの味。
奥さんが家で手作りで作られてるもの。
よくあるサイドメニューとしてのカレーは甘めの家庭的な味のお店が多いですが、
まむしのカレーは洋食屋さんのカレーのような本格さ。

サラサラ状のルーですが、中には煮込み具合がわかる細かい粒子状のものが。
欧風カレーのような深いコクと、スパイスカレーのホットな辛さ!
硬めに炊かれたお米を噛むと、このお米の甘味とルーの辛さが忽然一体となるんです。
ラーメンとカレーの組み合わせなんて、最強ですね(笑)
そして、“鉄板餃子8個”(400円)。
手包みの手作り餃子を焼いてそのまま鉄板に乗せて運ばれてきます。

もうもう、餃子から溢れるような肉汁。
持ち上げるとシトシトと、肉汁が滴り落ちてるんですよ!

男性なら一口、女性なら二口サイズのやや大きめの餃子。
中は予想通りのジューシーな餡!
鉄板上で常にカリッカリのアツアツ、やっぱ鉄板餃子は強いです。
トッピングにもご飯のお供にも。
“高菜”(100円)

こんもり盛られた山で、一人では食べきれないくらいです。
これがまたむちゃくちゃ辛いんで!
“おにぎり”(2ヶ200円)

ラーメンには絶対おにぎりって方も少なくはないですよね。
お店の中休み中に、自らのラーメンを食べる大将の貴重なショット!

そしてそして、最後の仕込みはチャーシュー作り。

一から全工程を取材されて、ディレクター我慢できなかったみたいで(笑)
ラーメンで楽しむチャーシューではなく、このサイドメニュー。

チャーシュー一枚を3つに切り、贅沢にも二三枚分。
ご飯には専用のタレをかけて、その上にチャーシュー乗せてバーナーで炙る!
“炙りチャーシュー丼”(350円)

もうこの時点で、炙った香ばしい香り炸裂!!
焼き鳥屋の豚バラのような感覚ですが、味付けチャーシューなのでそのままでしっかりした味。

トッピング用のチャーシューとは違い、表面を炙ることでカリッと香ばしく、旨みが外へ逃げない。
口に入れれば、噛んだ瞬間溢れ出る肉汁!!
また蒲焼のタレのような甘めのタレご飯が追い打ちをかけるように・・・
炙りチャーシュー、タレご飯、そしてシャキシャキネギのの三重奏♪
やっぱバラ肉のが脂の乗り方は文句なしに唸らせる美味しさです。
半熟卵を、特製のつゆで約二日間漬け込み。

そして二日たって出されるのが、この“ほんわか煮玉子”。
よくありがちな真っ黒なタイプではなく、ほんのり茶色がかって白身も残した味付け方。
黄身の色はしっかり濃く、黄身の濃さは見ての通り。

大将が、食べたときの直感で名付けたという「ほんわか」。
まさにその一言に尽きるテクスチャー。

ほわほわっと口の中で溶けるようなやわらかさと、
トゲのない醤油味はまろやかなたまごの味を生かす。
前日に時間が経っての濃厚スープを味わいましたが、変化するまむしのスープ。

ならば、ぜひ開店直後のフレッシュスープも味わいたい!
朝6時から仕込みロケに参加し、今回のロケの予定にはなかったんですが、
フレッシュラーメンの試食を個人的に強く希望しました!!
開店直前に、この日の一杯目を!

美しい白濁ぶり!!
フレッシュと言うだけあって、濁り気のない色合いです。

同じラーメンでも、時間によってこれほどまでに変わるものなんですね。
サラリとしたスープは、キレ抜群!!
午後のスープが「熟されたコク」なら、この午前スープは「シャープなキレ」。

食べ口もライトな仕上がりで、乾いた身体にスーっと染み込んでいくような洗練された旨さ。
グイグイ来る旨みは午後のスープが強いと思いますが、
味の鋭さは午前のスープが上。
相変わらずの麺やチャーシュー、トッピングもホント旨いっすね!
そして二日目のこの日は早朝から丸一日仕込みの撮影をしながら、メニュー攻め。
“まむしラーメン”(850円)

チャーシュー3枚、ワンタン3枚、とろ玉(煮玉子)1個が豪華に乗った、デラックスな一杯。
ワンタンの「つるっとろっ」と喉を通る滑らかさ。

貫禄のチャーシューが3枚に玉子まで入って、食べ応えも超スタミナ級。
“大人の黒ラーメン”(650円)

表面の黒さが物語る、黒マー油入りのラーメン。
まろやかな甘さのラーメンに、一気にマー油の香ばしさが加わったインパクト。

焦がした苦味とコク。
油分も増すので、よりコッテリとした飲み口。
個人的には普通のラーメンが好きですが、マー油好みにはたまらない一杯でしょう。
そして「まむし」で、ラーメンとセットのみで食べれるカレー。
“カレーセット”(850円)に付くミニカレー。

“スーパーカレーセット”(1,050円)に付く、カレー並盛り。

このカレーが好きで来る人も多いという、ラーメンに劣らぬこだわりの味。
奥さんが家で手作りで作られてるもの。
よくあるサイドメニューとしてのカレーは甘めの家庭的な味のお店が多いですが、
まむしのカレーは洋食屋さんのカレーのような本格さ。

サラサラ状のルーですが、中には煮込み具合がわかる細かい粒子状のものが。
欧風カレーのような深いコクと、スパイスカレーのホットな辛さ!
硬めに炊かれたお米を噛むと、このお米の甘味とルーの辛さが忽然一体となるんです。
ラーメンとカレーの組み合わせなんて、最強ですね(笑)
そして、“鉄板餃子8個”(400円)。
手包みの手作り餃子を焼いてそのまま鉄板に乗せて運ばれてきます。

もうもう、餃子から溢れるような肉汁。
持ち上げるとシトシトと、肉汁が滴り落ちてるんですよ!

男性なら一口、女性なら二口サイズのやや大きめの餃子。
中は予想通りのジューシーな餡!
鉄板上で常にカリッカリのアツアツ、やっぱ鉄板餃子は強いです。
トッピングにもご飯のお供にも。
“高菜”(100円)

こんもり盛られた山で、一人では食べきれないくらいです。
これがまたむちゃくちゃ辛いんで!
“おにぎり”(2ヶ200円)

ラーメンには絶対おにぎりって方も少なくはないですよね。
お店の中休み中に、自らのラーメンを食べる大将の貴重なショット!

そしてそして、最後の仕込みはチャーシュー作り。

一から全工程を取材されて、ディレクター我慢できなかったみたいで(笑)
ラーメンで楽しむチャーシューではなく、このサイドメニュー。

チャーシュー一枚を3つに切り、贅沢にも二三枚分。
ご飯には専用のタレをかけて、その上にチャーシュー乗せてバーナーで炙る!
“炙りチャーシュー丼”(350円)

もうこの時点で、炙った香ばしい香り炸裂!!
焼き鳥屋の豚バラのような感覚ですが、味付けチャーシューなのでそのままでしっかりした味。

トッピング用のチャーシューとは違い、表面を炙ることでカリッと香ばしく、旨みが外へ逃げない。
口に入れれば、噛んだ瞬間溢れ出る肉汁!!
また蒲焼のタレのような甘めのタレご飯が追い打ちをかけるように・・・
炙りチャーシュー、タレご飯、そしてシャキシャキネギのの三重奏♪
やっぱバラ肉のが脂の乗り方は文句なしに唸らせる美味しさです。
いやぁ、今回案内人として参加させてもらった「ラーメンまむし」のロケですが、
ほぼ二日間、丸一日全仕込みに立ち合うことができました。
骨からスープが出来上がるまでの、時間と手間。
豚肉からチャーシューに、生卵から煮玉子に。
食べる側としては、たかが500円ちょっとのラーメン一杯かもしれませんが、
その一杯に大将の並々ならぬ努力と熱い想いが込められてます。
二日間通して、お店に張り付いてたんで、もうどんだけいろいろ食べただろうか。
テレビ番組は編集可能で色々誤魔化せると思ってましたが、いやいやいやいや・・・。
日テレさん、ガチで事実のみです!!
一から十まで全部撮りたければ朝何時からでも夜何時まででも出ていきます。
グルメ番組は、実際は最初の数口を食べてるだけかと思いきや、いやいやいやいや・・・。
笑ってコラえてさん、いくつ頼んでもガチに完食までします!!

でも確かに目の前で、一つ一つのメニューへの大将の熱さを見てると、
完食せずにはいられない・・・
それの繰り返しで、自分の許容範囲を越えて食べてました(笑)
(↑の皿はほんの一部です)
大好きなラーメンを舞台に、こんな素晴らしい経験をさせていただいて本当に幸せなロケでした。
熱いラーメン道を教えてくださった「ラーメンまむし」大将、改めてありがとうございました。
そして「ラーメンまむし」をメインに、三日にも及んだ今回のロケ。
「食べログ」様を通してのご縁があったこと、
そして打ち合わせからロケ当日、ロケ後に及ぶまでお付き合いさせていただいた「笑ってコラえて」のスタッフ様。
改めてありがとうございました。
たくさんの方々が共に繋がり合って、一つのものが完成する。
このような感動の企画に、自分も参加できたのは貴重な体験でした。

一生の思い出がまた一つ増えました♪
テレビで顔出ししてますが見てくれた方だけ(笑) 今後もモザ入りで。
放送に入らなかった他の食べ物ネタは後日紹介していきまーす!
『ラーメン まむし』
住所 福岡県田川市川宮1173
電話 0947-42-5446
営業時間 11:00~14:00、18:00~21:00
(スープがなくなり次第終了)
休日 火曜
ラーメンまむし (ラーメン / 大藪駅)
夜総合点★★★★★ 5.0
昼総合点★★★★★ 5.0
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